お歳暮は七月の中元と同じ意味合いを持っていて、江戸時代の商人が、盆と暮の決算期がすんで、得意先にお礼の意味をこめて贈答品を贈ったのが起源です。それが一般庶民の間にまで拡がり、年の暮の恒例の行事となっています。日頃お世話になっているという感謝をこめて贈るのが歳暮の原点ですが、近年では、虚礼廃止という流れもあり、会社全体で禁止にしているところも多いようです。贈る相手は、中元を贈った相手を基準にすればいいでしょう。贈る品物は相手に負担になるような高価なものは避けるのは中元と同じで、品物の種類はかつて米、餅、魚を贈ったしきたりですので、食料品が中心になります。調味料、食用品、海苔、コーヒー、酒類、産地直送品のほかに、かつお節、かずのこ、干し椎茸、昆布、えびなどのお節料理の食品、新巻さけなどが人気です。正月用の生鮮食品なら二十五日を過ぎても失礼にはあたりません。