冬至は二十四節の一つで、太陽が冬至点に達して、北半球では一年のうちでも最も昼が短く、夜が長い日です。太陽暦の十二月二十一日か二十二日にあたり、この日から昼が長くなるので、昔から世界各地で、太陽の暖気と春の季節を呼び寄せる儀礼が行なわれました。クリスマスも元来は冬至の祝祭に由来していて、これから太陽の活動が盛んになる冬至をを誕生日と考え、それをキリスト教徒がイエスの誕生日に移したのが始まりといわれます。行事としては、冬至食を食べる風習があり、冬至かぼちゃを中風除けとして食べ、地方によっては冬至こんにゃくを食べるところや、冬至がゆを食べる地方もあります。これら冬至食は、いずれも温かい料理で、春の訪れを待ちながら厳しい寒さをしのぎ、健康に気をつける意味合いがありました。また、柚子の風習もあり、夜は柚子湯に入ります。柚子を二つないし四つに切り、さらしを縫った袋に入れて湯船に入れると体が温まりひびやあかぎれにも効きます。「冬至の柚子湯に入ると無病息災」といわれていて、冬至と湯治の語呂あわせもよくできています。